2013年に読んだ本
2014.05.23 Friday
ずっと気になったままになっていたので、今頃?って感じですが、やっぱり去年に読んだ小説&エッセイをまとめておきたいと思います。
■1月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
著者:朝井リョウ
初・朝井リョウさんです。
笑うハーレキン
著者:道尾秀介
百年法 上
著者:山田宗樹
これ面白かったなぁ〜。
なるほどなぁ…と思うところも多々ありました。
■2月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
百年法 下
著者:山田宗樹
おしかくさま
著者:谷川直子
晴天の迷いクジラ
著者:窪美澄
曾根崎心中
著者:角田光代,近松門左衛門
私の読み聞かせの先生が朗読の講師もやっているのですが、そこでこの作品の朗読をやっていたというのを知って興味津々で読んでみました。
すごくすごく良かったです!!
この雰囲気は読んでみないことにはわからない感じ。角田さんならではの作品・世界観に仕上がっているように思いました。
迷宮
著者:中村文則
■3月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
オイアウエ漂流記 (新潮文庫)
著者:荻原浩
アイガー北壁・気象遭難 (新潮文庫)
著者:新田次郎
実は結構好き、新田次郎。
和菓子のアン (光文社文庫)
著者:坂木司
名も無き世界のエンドロール
著者:行成薫
最初読みづらいけど、だんだん話がわかってくるにつれて一気読み!
なかなかの展開なのでは?!と思います。
でも、この作品はあんまり感想書いちゃいけないような…。
■4月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方
著者:サンキュータツオ
むっちゃくちゃおもしろかったです!!
これを読んでる途中ですでに新しい辞書を買いに走ってしまったくらい、当時辞書にはまってしまいました。
学者でありながら芸人さんであるという著者の文章はとにかくおもしろいし、「なるほど!」と思うことも沢山!
中ではそれぞれの辞書の特徴をイケメン男子に例えて教えてくれる「キャラクターで解説!個性派辞書図鑑」なんかもあってかなりおもしろいです。でもおもしろいだけでなくめちゃくちゃわかりやすくて感心しました。
これを読むまで辞書に対してなんの疑問も持ってなかったけど、(文章にもあるように)「辞書やことばに、なにが正しいという答えはない」ということを改めて教わりました。
でも、だからこそ「ことば」っておもしろいんですね。辞書を複数持つ必要性もよくわかりました。
また、全ての辞書の親『言海』についての話には胸が熱くなってしまいました。これまでの様々な編者をはじめそれに関わったスタッフ達のおかげで、今現在のバラエティーに富んだ数々の辞書が存在するんですね。感謝!
この本、おすすめです!
舟を編む
著者:三浦しをん
次はやっぱりこれを再読するでしょう…。
いのちのうた―まど・みちお詩集 (ハルキ文庫 ま 1-2)
著者:まどみちお
ステキな詩が沢山!
この中の「はひふへほは」という作品を覚えてストーリーテリングしています。
アンの青春 (集英社文庫)
著者:ルーシー・モード・モンゴメリ
カシオ(息子)に寝る前に読み聞かせした本。
『赤毛のアン』の続きが気になってたらしい。
海賊とよばれた男 上
著者:百田尚樹
いやぁ〜おもしろかった!!
手に取るまでは敬遠気味だったのに、読み始めたらなんのなんの…止まらない止まらない。
もう熱い!熱くてかっこいい男が沢山でてくる!!
息子が大きくなったらぜひとも読んでもらいたい本です。
■5月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
この間。
著者:東野コージ
東野さんのブログは好きでずっと読んでいたので知ってる話もいっぱいだったけど、やっぱりおもしろかったです。
文章も読みやすい!ますます東野さんが好きになりました。それにしても…帯がないとなんとも寂しい表紙ですなぁ。
海賊とよばれた男 下
著者:百田尚樹
新美南吉童話集 (ハルキ文庫)
著者:新美南吉
■6月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
永遠の0 (講談社文庫)
著者:百田尚樹
戦争ものは苦手で避けてきたけど、やっぱり読んでよかったなぁ。
いや、もちろん、この話が絶対的な正解というわけでもないことくらいわかってますが、それでも読んでいると今も昔も上の組織や構造みたいなものは全然変わってない感じがしました。もし今戦争が始まってしまったとしても、(昔とはレベルの差はあれど)日本では人の命の扱われ方は同じなのではないか…なんて思ったり。
読後数日はふとした瞬間に久蔵のことを考えてしまいました。 こうやって尾を引く小説は久しぶりだったなぁ。これも息子にいつの日か読んでほしい本。
辞書を編む (光文社新書)
著者:飯間浩明
ネネコさんの動物写真館 (新潮文庫)
著者:角野栄子
十五少年漂流記 (新潮文庫)
著者:ジュール・ヴェルヌ
カシオに寝る前に読み聞かせした本。
面白かったです!
■7月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
フロム・ミー・トゥ・ユー (8) (東京バンドワゴン)
著者:小路幸也
毎年この新作は読まなきゃね〜!
今回はこれまでとはちょっと違ったパターンでしたが、私は好きでした。
■8月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
島はぼくらと
著者:辻村深月
ハナシがうごく! 笑酔亭梅寿謎解噺 4 (笑酔亭梅寿謎解噺)
著者:田中啓文
このシリーズも好きで読んでます。
これを読む度にやっぱり落語を聞いてみたくなるし、また、ストーリーテリング用のお話を覚えたくなります。
2.43 清陰高校男子バレー部
著者:壁井ユカコ
■9月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
5年3組リョウタ組 (角川文庫)
著者:石田衣良
先生に、「息子さんにどう?」と渡された本。
私が読んじゃいました。
やまんば山のモッコたち (福音館創作童話シリーズ)
著者:富安陽子
児童書ですが、とにかくほんっとうに楽しかった!!発想も言葉の選び方も大大大好き!
息子のおすすめ本でしたが、ツボすぎてまいった。
これがきっかけで富安陽子さんファンになりました。でも、富安さんの作品は息子の方がはるかに読んでますけどね。
これを読んでから、もっと児童書を読んでいこうと心から思ったのでした。
あ〜山姥みたいなお母ちゃんになりたい!!
政と源
著者:三浦しをん
チビ竜と魔法の実―シノダ!
著者:富安陽子
■10月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
総理の夫
著者:原田マハ
■11月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
クヌギ林のザワザワ荘 (あかね創作文学シリーズ)
著者:富安陽子
児童書でありながら、でも中で書かれていることはとても大人っぽいことだったりして、対象年齢が難しい本かも…とか思ったり。
チームふたり (学研の新・創作)
著者:吉野万理子
カシオがこのシリーズにあまりにもはまってるので私も読んでみた。
確かにおもしろい! 児童書とはいえなかなか読み応えがあり、一気読みです。
東京百景 (ヨシモトブックス)
著者:又吉直樹
やっぱり又吉さん好きだなぁ。
面白いんだけどガチャガチャしてなくて、切なくてもその先には希望があるようで…。
これからもどんどん書いてほしい。
自分を育てる読書のために
著者:脇明子,小幡章子
先生がすすめてくれた本。面白かったー!!
公立中学校の司書さんのレポートです。
例えば、読書嫌いの子供にどうすれば本に興味をもってくれるだろう…なんて感じでいろいろ試行錯誤を繰り返しつつ子ども達にまっすぐ向き合っている司書さんの様子がとてもよく伝わってきます。
学校学生時代にこういう司書さんと出会えていたら、私の中学時代の読書もまたかわっていただろうなぁと思います。
チームあした (学研の新・創作)
著者:吉野万理子
シャーロットのおくりもの
著者:E.B.ホワイト
読んでびっくり!
恥ずかしながら、私シャーロットってずっとブタさんのことだと思ってたんです…。
■12月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
ローワンと魔法の地図 (リンの谷のローワン 1)
著者:エミリーロッダ
これはカシオも読んでたけど、さほどはまらず。
彼はどうも冒険ものとかはそんなに興味ないみたい。
それよか、富安さんみたいな面白くてほのぼのとしたお話が好きみたいです。
びりっかすの神さま (新・子どもの文学)
著者:岡田淳
初・岡田淳さん!
ふたごの兄弟の物語〈上〉 (岩波少年文庫)
著者:トンケ・ドラフト
ということで、合計42冊です。
といっても最後の方はほとんど児童書だし、やっぱり去年は冊数少なめですね。
まぁ、去年は夏から体調崩すほどずーっとめっちゃくちゃ忙しかったので、しょうがないって気もしてます。
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この中で「面白かったー!」という本は…
曾根崎心中
著者:角田光代
学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方
著者:サンキュータツオ
海賊とよばれた男 上
著者:百田尚樹
海賊とよばれた男 下
著者:百田尚樹
永遠の0 (講談社文庫)
著者:百田尚樹
やまんば山のモッコたち (福音館創作童話シリーズ)
著者:富安陽子
自分を育てる読書のために
著者:脇明子,小幡章子
これらかな。
なんかバラバラだし、小説少なめだけど…。
でも、このあたり↓も良かったです!
百年法 上
著者:山田宗樹
百年法 下
著者:山田宗樹
名も無き世界のエンドロール
著者:行成薫
フロム・ミー・トゥ・ユー (8) (東京バンドワゴン)
著者:小路幸也
今年も引き続き児童書もガンガン読んでいきたいと思ってます。
質のいい児童書にもうちょっとは詳しくなりたいなぁ。
あ、それと、この春から小説の勉強会(?)に行き始めたので、毎月1冊は課題図書も読んでいきます。
今月の本『東京プリズン』。いきなり手こずってます…。