家族のコト、本や絵本のコト、最近休みがちだけどハンドメイドのコトなどなど…。
日々のあれこれをつづっています。
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2013年に読んだ本

ずっと気になったままになっていたので、今頃?って感じですが、やっぱり去年に読んだ小説&エッセイをまとめておきたいと思います。

■1月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 


 

チア男子!!チア男子!!
著者:朝井リョウ

初・朝井リョウさんです。

笑うハーレキン笑うハーレキン
著者:道尾秀介

百年法 上百年法 上
著者:山田宗樹

これ面白かったなぁ〜。
なるほどなぁ…と思うところも多々ありました。



■2月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 

百年法 下百年法 下
著者:山田宗樹

おしかくさまおしかくさま
著者:谷川直子

晴天の迷いクジラ晴天の迷いクジラ
著者:窪美澄

曾根崎心中曾根崎心中
著者:角田光代,近松門左衛門

私の読み聞かせの先生が朗読の講師もやっているのですが、そこでこの作品の朗読をやっていたというのを知って興味津々で読んでみました。
すごくすごく良かったです!!
この雰囲気は読んでみないことにはわからない感じ。角田さんならではの作品・世界観に仕上がっているように思いました。

迷宮迷宮
著者:中村文則



■3月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 

オイアウエ漂流記 (新潮文庫)オイアウエ漂流記 (新潮文庫)
著者:荻原浩

アイガー北壁・気象遭難 (新潮文庫)アイガー北壁・気象遭難 (新潮文庫)
著者:新田次郎

実は結構好き、新田次郎。

和菓子のアン (光文社文庫)和菓子のアン (光文社文庫)
著者:坂木司

名も無き世界のエンドロール名も無き世界のエンドロール
著者:行成薫

最初読みづらいけど、だんだん話がわかってくるにつれて一気読み!
なかなかの展開なのでは?!と思います。
でも、この作品はあんまり感想書いちゃいけないような…。



■4月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
 

学校では教えてくれない!  国語辞典の遊び方学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方
著者:サンキュータツオ

むっちゃくちゃおもしろかったです!!
これを読んでる途中ですでに新しい辞書を買いに走ってしまったくらい、当時辞書にはまってしまいました。
学者でありながら芸人さんであるという著者の文章はとにかくおもしろいし、「なるほど!」と思うことも沢山!
中ではそれぞれの辞書の特徴をイケメン男子に例えて教えてくれる「キャラクターで解説!個性派辞書図鑑」なんかもあってかなりおもしろいです。でもおもしろいだけでなくめちゃくちゃわかりやすくて感心しました。
これを読むまで辞書に対してなんの疑問も持ってなかったけど、(文章にもあるように)「辞書やことばに、なにが正しいという答えはない」ということを改めて教わりました。
でも、だからこそ「ことば」っておもしろいんですね。辞書を複数持つ必要性もよくわかりました。
また、全ての辞書の親『言海』についての話には胸が熱くなってしまいました。これまでの様々な編者をはじめそれに関わったスタッフ達のおかげで、今現在のバラエティーに富んだ数々の辞書が存在するんですね。感謝!
この本、おすすめです!

舟を編む舟を編む
著者:三浦しをん

次はやっぱりこれを再読するでしょう…。

いのちのうた―まど・みちお詩集 (ハルキ文庫 ま 1-2)いのちのうた―まど・みちお詩集 (ハルキ文庫 ま 1-2)
著者:まどみちお

ステキな詩が沢山!
この中の「はひふへほは」という作品を覚えてストーリーテリングしています。

アンの青春 (集英社文庫)アンの青春 (集英社文庫)
著者:ルーシー・モード・モンゴメリ

カシオ(息子)に寝る前に読み聞かせした本。
『赤毛のアン』の続きが気になってたらしい。

海賊とよばれた男 上海賊とよばれた男 上
著者:百田尚樹

いやぁ〜おもしろかった!!
手に取るまでは敬遠気味だったのに、読み始めたらなんのなんの…止まらない止まらない。
もう熱い!熱くてかっこいい男が沢山でてくる!!
息子が大きくなったらぜひとも読んでもらいたい本です。



■5月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 

この間。この間。
著者:東野コージ

東野さんのブログは好きでずっと読んでいたので知ってる話もいっぱいだったけど、やっぱりおもしろかったです。
文章も読みやすい!ますます東野さんが好きになりました。それにしても…帯がないとなんとも寂しい表紙ですなぁ。

海賊とよばれた男 下海賊とよばれた男 下
著者:百田尚樹

新美南吉童話集 (ハルキ文庫)新美南吉童話集 (ハルキ文庫)
著者:新美南吉



■6月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 

永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)
 著者:百田尚樹

戦争ものは苦手で避けてきたけど、やっぱり読んでよかったなぁ。
いや、もちろん、この話が絶対的な正解というわけでもないことくらいわかってますが、それでも読んでいると今も昔も上の組織や構造みたいなものは全然変わってない感じがしました。もし今戦争が始まってしまったとしても、(昔とはレベルの差はあれど)日本では人の命の扱われ方は同じなのではないか…なんて思ったり。
読後数日はふとした瞬間に久蔵のことを考えてしまいました。 こうやって尾を引く小説は久しぶりだったなぁ。これも息子にいつの日か読んでほしい本。

辞書を編む (光文社新書)辞書を編む (光文社新書)
著者:飯間浩明

ネネコさんの動物写真館 (新潮文庫)ネネコさんの動物写真館 (新潮文庫)
著者:角野栄子

十五少年漂流記 (新潮文庫)十五少年漂流記 (新潮文庫)
著者:ジュール・ヴェルヌ

カシオに寝る前に読み聞かせした本。
面白かったです!



■7月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 

フロム・ミー・トゥ・ユー (8) (東京バンドワゴン)フロム・ミー・トゥ・ユー (8) (東京バンドワゴン)
著者:小路幸也

毎年この新作は読まなきゃね〜!
今回はこれまでとはちょっと違ったパターンでしたが、私は好きでした。



■8月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 

島はぼくらと島はぼくらと
著者:辻村深月

ハナシがうごく! 笑酔亭梅寿謎解噺 4 (笑酔亭梅寿謎解噺)ハナシがうごく! 笑酔亭梅寿謎解噺 4 (笑酔亭梅寿謎解噺)
著者:田中啓文

このシリーズも好きで読んでます。
これを読む度にやっぱり落語を聞いてみたくなるし、また、ストーリーテリング用のお話を覚えたくなります。

2.43 清陰高校男子バレー部2.43 清陰高校男子バレー部
著者:壁井ユカコ



■9月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 

5年3組リョウタ組 (角川文庫)5年3組リョウタ組 (角川文庫)
著者:石田衣良

先生に、「息子さんにどう?」と渡された本。
私が読んじゃいました。


やまんば山のモッコたち (福音館創作童話シリーズ)やまんば山のモッコたち (福音館創作童話シリーズ)
著者:富安陽子

児童書ですが、とにかくほんっとうに楽しかった!!発想も言葉の選び方も大大大好き!
息子のおすすめ本でしたが、ツボすぎてまいった。
これがきっかけで富安陽子さんファンになりました。でも、富安さんの作品は息子の方がはるかに読んでますけどね。
これを読んでから、もっと児童書を読んでいこうと心から思ったのでした。
あ〜山姥みたいなお母ちゃんになりたい!!

政と源政と源
著者:三浦しをん

チビ竜と魔法の実―シノダ!チビ竜と魔法の実―シノダ!
著者:富安陽子



■10月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 

総理の夫総理の夫
著者:原田マハ



■11月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 

クヌギ林のザワザワ荘 (あかね創作文学シリーズ)クヌギ林のザワザワ荘 (あかね創作文学シリーズ)
著者:富安陽子

児童書でありながら、でも中で書かれていることはとても大人っぽいことだったりして、対象年齢が難しい本かも…とか思ったり。


チームふたり (学研の新・創作)チームふたり (学研の新・創作)
著者:吉野万理子

カシオがこのシリーズにあまりにもはまってるので私も読んでみた。
確かにおもしろい! 児童書とはいえなかなか読み応えがあり、一気読みです。


東京百景 (ヨシモトブックス)東京百景 (ヨシモトブックス)
著者:又吉直樹

やっぱり又吉さん好きだなぁ。
面白いんだけどガチャガチャしてなくて、切なくてもその先には希望があるようで…。
これからもどんどん書いてほしい。


 
自分を育てる読書のために自分を育てる読書のために
著者:脇明子,小幡章子

先生がすすめてくれた本。面白かったー!!
公立中学校の司書さんのレポートです。
例えば、読書嫌いの子供にどうすれば本に興味をもってくれるだろう…なんて感じでいろいろ試行錯誤を繰り返しつつ子ども達にまっすぐ向き合っている司書さんの様子がとてもよく伝わってきます。
学校学生時代にこういう司書さんと出会えていたら、私の中学時代の読書もまたかわっていただろうなぁと思います。
 

チームあした (学研の新・創作)チームあした (学研の新・創作)
著者:吉野万理子

シャーロットのおくりものシャーロットのおくりもの
著者:E.B.ホワイト

読んでびっくり!
恥ずかしながら、私シャーロットってずっとブタさんのことだと思ってたんです…。




■12月 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 

ローワンと魔法の地図  (リンの谷のローワン 1)ローワンと魔法の地図 (リンの谷のローワン 1)
著者:エミリーロッダ

これはカシオも読んでたけど、さほどはまらず。
彼はどうも冒険ものとかはそんなに興味ないみたい。
それよか、富安さんみたいな面白くてほのぼのとしたお話が好きみたいです。

びりっかすの神さま (新・子どもの文学)びりっかすの神さま (新・子どもの文学)
著者:岡田淳

初・岡田淳さん!

ふたごの兄弟の物語〈上〉 (岩波少年文庫)ふたごの兄弟の物語〈上〉 (岩波少年文庫)
著者:トンケ・ドラフト


ということで、合計42冊です。
といっても最後の方はほとんど児童書だし、やっぱり去年は冊数少なめですね。
まぁ、去年は夏から体調崩すほどずーっとめっちゃくちゃ忙しかったので、しょうがないって気もしてます。


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この中で「面白かったー!」という本は…

曾根崎心中曾根崎心中
著者:角田光代








学校では教えてくれない!  国語辞典の遊び方学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方
著者:サンキュータツオ








海賊とよばれた男 上海賊とよばれた男 上
著者:百田尚樹








海賊とよばれた男 下海賊とよばれた男 下
著者:百田尚樹








永遠の0 (講談社文庫)永遠の0 (講談社文庫)
 著者:百田尚樹








やまんば山のモッコたち (福音館創作童話シリーズ)やまんば山のモッコたち (福音館創作童話シリーズ)
著者:富安陽子








自分を育てる読書のために自分を育てる読書のために
著者:脇明子,小幡章子








これらかな。
なんかバラバラだし、小説少なめだけど…。




でも、このあたり↓も良かったです!

百年法 上百年法 上
著者:山田宗樹








百年法 下百年法 下
著者:山田宗樹








名も無き世界のエンドロール名も無き世界のエンドロール
著者:行成薫








フロム・ミー・トゥ・ユー (8) (東京バンドワゴン)フロム・ミー・トゥ・ユー (8) (東京バンドワゴン)
著者:小路幸也







今年も引き続き児童書もガンガン読んでいきたいと思ってます。
質のいい児童書にもうちょっとは詳しくなりたいなぁ。

あ、それと、この春から小説の勉強会(?)に行き始めたので、毎月1冊は課題図書も読んでいきます。
今月の本『東京プリズン』。いきなり手こずってます…。




 
『十五少年漂流記』から『二十四の瞳』へ
 
ちょびーっとずつカシオ(息子)が寝る前に本を読んでいるのですが、昨日から新しい本に入りました。

前までは↓これを読んでました。

『十五少年漂流記』
著:ジュール・ヴェルヌ   発行:新潮社











カシオに読んでるといっても私も読んだ事がなかったので、一緒になって楽しませてもらいました。
いやぁ〜、おもしろかったです!
ドキドキしながら読むところもいっぱいありました。
いろんな性格の少年がいて、それぞれの考え方があって…。

いろんな性格の少年がいる…といえば、昔に読んだ『飛ぶ教室』なんかを思い出しますが、私は断然こっちの方がおもしろかったなぁ。

カシオとともに大満足のうちに読み終えました。



そして昨日から読みはじめたのは…

『二十四の瞳』
著:壷井栄   発行:新潮社











お恥ずかしながら、これまた私は読んだ事がないのです〜。

数ページ読んだだけでわかります。
この本の読みやすさ。
リズムの良さ。
ここではしっかりと登場人物達が生きています。

流れるように心地よく読めるんですよね。
これが翻訳モノとの違いなんでしょうか?
単純に壷井栄の上手さなのでしょうか?
たぶん、どっちもいえるのでしょうね。

その最初からスラスラ気持ちよく読みすすめられる感じは、聞く側のカシオにとっても同じようで、最初から引き込まれているようです。
作品柄、楽しいだけの読書とはならないかもしれませんが、それでもこれからの就寝前の読書を楽しみたいと思っています。





なんでもこ〜い!
 
最近、クイズ番組なんかでカシオ(息子)が意外と答えられたりするので驚く時がある。


「なんで知ってんの?」

と聞くと、大抵は本から得た知識。

それもマンガが多い。



今日なんかは、↓これと

『エジソン(コミック版世界の伝記)』
監修:前島正裕  発行:ポプラ社
エジソン













↓これを読んでいたからわかったクイズがあったようだ。

『まんが47都道府県研究レポート 近畿地方の巻』
著:おおはしよしひこ   発行:偕成社
都道府県














最近ではちょびーーーっとだけ歴史にも興味が芽生えたようで,
↓こんなのも読んでる。

『少年少女日本の歴史 天下の統一 安土桃山時代』
監修:児玉幸多   発行:小学館











私としては、こんな途中からいきなり一冊だけ読んで意味わかるの?とか思うのだけれど、せっかく読んでみたくなったのだからどこからでもいいや〜。




興味が出てきたら、読みたくなる…
うん、最高やん。

絵本でも児童書でも小説でもマンガでも、なんでもこい!だ!






『十五少年漂流記』その後
 
昨日の続き。


昨日は寝る時間が少し遅くなったのでほんの少ししか読む時間がありませんでした。

でもちゃんと読めました!

座って!!


それからあと1章ではなかったです。勘違い。

もうちょっとだけありました。

さて今日は…?










『十五少年漂流記』

カシオ(息子)に寝る前に読んでる『十五少年漂流記』が佳境にはいった!
なのに私の眠気は底なし状態。

先を読んで欲しいカシオ。

読みたいのに眠ってしまう私。


読みながら何度も止まってしまう私に、カシオは「なぁ、頼むわ。起きてや」を連発。

「ごめん、ごめん」と読み出すも、一行くらいでまた寝る私。

「なぁって!もう座って読んでや。ママ、頑張って!頼むわ」とカシオ。

「いやいや、座らんでも大丈夫。今度こそ読める」とまた読み出すも、今度は寝ぼけて全然関係ない文章を勝手に話し出す私。

「え? なに? 三ヶ月後ってどういうこと?」

「…え? あ、ごめん、話勝手に作ってた」

「……もうええわ。俺が読むわ」

と、最後には諦めて自分で読み出してた。


残るはあと一章。
私は果たして読めるのか?!





「辞書を読む」で三浦しをんさんに!!

少し前の話になりますが、おはなし会仲間と共に、映画『舟を編む』の公開記念イベント「辞書を読む」に参加してきました。

なんとそれは、

・原作者の三浦しをんさん
・フリーライターで早稲田大学教授の永江朗さん
・一橋大学非常勤講師でありつつ芸人さんのサンキュータツオさん
・(ゲスト)「辞書引き学習法」提唱者でかつ中部大学准教授の深谷圭助さん

のトークイベントだったのです。
なんと贅沢な!


いやはや…
これがホントにおもしろかったのですよ!
もう私、現在、ガッツリ辞書にはまっております。



えぇ、えぇ、そうでしょう…。
↑『舟を編む』ファンの人ならこれを見ただけでテンションが上がってしまいますよね?
私もそうでしたから!
これディスプレイされてただけで中身はありませんでしたが、これだけでも「おぉ〜!!」でした。

イベントの中では辞書についてのあれこれを沢山聞かせてもらったのですが、もう勉強になることばっかりで…。
でも、勉強になるならないよりも、とにかく辞書ってものが面白いものだったんだ、ということを存分に教わった気分でした。

あと、失礼ながら意外だったのがサンキュータツオさん!
さすがに芸人さんだけあってとてもおもしろかったです!
しかも、辞書に対する愛が半端じゃない!

サンキュータツオさんの話はまた今度するとして、いやぁ、ほんとにこんなに辞書に興味を持ったのは生まれてはじめてのことかもしれません。

で結局、すでに持っているというのにもう一冊『舟を編む』を買ってしまったという…。



本の上にあるのが、本にサインしてもらう順番待ちのカード。
うわ〜!大興奮!

そして、ついにしをんさんが目の前に!!

サインをしてもらってる時にしをんさんに聞いてみましたよ。

「『舟を編む』も本当に大好きなんですけど、神去がこれまた大っ好きなんです。あの続き(『神去なあなあ夜話』の続き)はあるんですか?」

って。

ね?ね?
神去ファンだったら気になるところですよね?

そしたら、

「あれで終わるつもりだったのですが、そういっていただくことが多くて、今、資料を集めはじめたところなんです」

だってーーーーー!!
キャーーーーー!

「絶対書いてください!めちゃくちゃ楽しみに待ってます!」

とだけ言っておきました。
しをんさんは、

「ほんとに書くかはわかりませんよ?!」

とはおっしゃっていましたが、ニコニコ笑顔で答えてくださったので、なんだかちょびっとは可能性があるような気がして嬉しかったです。


さてさて、そんなこんなで私の辞書ライフがはじまるのでした…。




詩「あいたくて」

ごぶさたしてます。
最近、カシオが宿題で『雨ニモマケズ』を読んでいます。
子どもの本読み、やっぱりいいですね。

その流れなのか何なのか、最近よく詩を読むようになりました。
昔から好きでしたが、やっぱり昔は自分のためだけに読んでました。
でも近頃は子どもが聞いても楽しめるものなんかも
ちょこちょこ読むようになりました。

ということで、今日は一つ私の好きな詩を書いておきましょ。
これは子ども向けというわけではないけれど…。


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「あいたくて」


だれかに あいたくて

なにかに あいたくて

生まれてきた__

そんな気がするのだけれど


それが だれなのか なになのか

あいるのは いつなのか___

おつかいの とちゅうで

迷ってしまった子どもみたい

とほうに くれている


それでも 手のなかに

みえないことづけを

にぎりしめているような気がするから

それを手わたさなくちゃ

だから


あいたくて



『工藤直子詩集』 工藤直子 詩  角川春樹事務所 発行


ラグビー漫画『アップセット15』
 
いつのまにやら、カシオも本の虫になってきました。
テレビも大好きな我が家ですが、今ではテレビを見ててもカシオはなんとなく本に手が伸びてしまって、見ながら読んでる、読みながら見てる…といった感じ。
これって一番ダメなパターン?! 

まぁ、絵本読んだり児童書読んだりとジャンルは様々なんですが、今はある漫画にはまってます。
それがこの『アップセット15』というラグビーの漫画。

もうこれがね、「もういいやろ…」と言いたくなるくらい、繰り返し繰り返し何度も何度も読むんですよ。
ゾロリの時もそうでしたが、とにかくはまった本はしつこいくらいになんっども読むんです。

こういう読み方って私にはないなぁって思うんですよね。
その様子を見てるだけで「飽きひんの?」って思っちゃう。

よく、小説など気に入った作品を何度も読む方がいらっしゃいますが、私はどっちかというと再読する時間を別の新しい本を読む時間にあてたいタイプ。
そんな感じだから読んでもすぐに忘れちゃうんでしょうか?
(いやいや、ただ単に異常なほど忘れっぽいだけ)

カシオが大人になった時にはどんな読み方になっているのかはわかりませんが、どっちにしても楽しみ。
「おかん、これおもろいで」とかって、本をおすすめしてくれないかなぁ〜。

まぁ、先はどうなるかはわかりませんが、このまま本が好きでいてくれたら嬉しいなって思ってます。





2012年 お気に入り本!
 
昨日、2012年に読んだ本を書きました。
その中で一番好きだった作品は…と考えてたんですが、なんと、一つにしぼれませんでした。
なので、ズラッとお気に入りを書いてみたいと思います。


中でも「とにかく夢中になって読んだ!!」という本は↓これら。

下町ロケット『下町ロケット』 著者:池井戸潤










紙の月『紙の月』 著者:角田 光代










神去なあなあ日常『神去なあなあ日常』 著者:三浦しをん






 



幕が上がる『幕が上がる』 著者:平田オリザ










神去なあなあ夜話『神去なあなあ夜話』 著者:三浦しをん













そして、↓これらもほんとにすんごくよかった!


舟を編む舟を編む 著者:三浦しをん





  




夢違『夢違』 著者:恩田陸










何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)『何もかも憂鬱な夜に』 著者:中村文則










あと少し、もう少し『あと少し、もう少し』 著者:瀬尾 まいこ











キネマの神様 (文春文庫)『キネマの神様』 著者:原田マハ













もちろん他にもおもしろかった本は沢山あります。
私の中で去年はほんとに当たり年だったんですよね。
でもあえて書くならこんな感じになるかなぁ…。


今年も去年くらい楽しい読書になったらいいなぁ〜!





2012年に読んだ本

例年通り、去年読んだ小説&エッセイのみまとめてみました。


 1月 - - - - - - - - - - - - - - - - -
 
塩の街 (角川文庫)『塩の街』 著者:有川浩










さがしもの (新潮文庫)『さがしもの』 著者:角田光代

全てが本にまつわる短編集。
本好きな人なら誰もがこれらの作品の中のどこかの場面で「わかるなぁ…」と思うところが一度はあったのではないでしょうか?
 私の中では『彼と私の本棚』が一番印象深かったかな。 
読んでてなんか苦しかった…。

〜あいかわらず、いろんなことがある。かなしいこともうれしいことも。もうだめだと思うようなつらいことも。そんなとききまって私はおばあちゃんの言葉を思い出す。できごとより考えのほうがこわい。それで、できるだけ考えないようにする。目先のことをひとつずつ片づけていくようにする。そうするといつのまにかできごとは終わり、去って、記憶の底に沈殿している。〜 (本文より)



下町ロケット『下町ロケット』 著者:池井戸潤

面白すぎて一気に読んでしまった!
とてもわかりやすいストーリーなので、腹がたったり、喜んだり…などなど読み手としても感情がわかりやすく動いていくからどんどん読みすすめられる。 夢をとるのか現実をとるのか、どちらをとったとしても決してそれは間違ってはいないのだろうけど、佃製作所としてはやはりそっちを選択して正解だったと思うし、それでこその会社だったと思う! あぁ〜!最初から最後までおもしろかった!スカッとした! 佃品質、佃プライド、最高!! 


舟を編む舟を編む 著者:三浦しをん

本屋大賞を受賞した作品。
これもおもしろかったなぁ〜。一気に読んでしまった。

〜さびしさに打ちひしがれそうな旅の日々にも、心強い相棒となるような舟を〜 (本文より)

私の場合は辞書ではなかったけれど、それでもこれまで沢山のピンチや困難を本に助けてもらったことがある。確かに「言葉」は心強い相棒だった。
この一文を読んだ時にそれを改めて思い出して涙がドバッと…。


鉄の骨 (講談社文庫)鉄の骨 著者:池井戸潤

 『下町ロケット』がおもしろすぎて、池井戸さんを読んでみたくなりまして。 
これもおもしろかったです。






空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)空飛ぶタイヤ(上) 著者:池井戸潤










空飛ぶタイヤ(下) (講談社文庫)『空飛ぶタイヤ(下)』  著者:池井戸潤










モサ (ダ・ヴィンチブックス)『モサ』  著者:山崎 ナオコーラ

これは荒井良ニさんのイラストにひかれて買った一冊。








クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))『クマのプーさん』  著者:A.A.ミルン

カシオが寝る前に読み聞かせした本。
カシオのリクエスト本です。

クスクス笑えるとこもありましたが、ちょっと読みづらいところもありました。





2月 - - - - - - - - - - - - - - - - -


夢違『夢違』 著者:恩田陸

これはおもしろかった!!
好き嫌いがすごく分かれる作品だと思うのですが、私は好きでした。
「終わり方が…」という方も沢山いらっしゃるでしょうが、私は充分楽しませてもらったので大満足です。
とにかく続きが気になって気になって…という作品でした。
『下町ロケット』と同作品のちょっとしたエピソードはこちらに。



麦の海に沈む果実 (講談社文庫)『麦の海に沈む果実』著者:恩田 陸











くちびるに歌を『くちびるに歌を』 著者:中田 永一

おもしろかった。でも一人一人のお話をもうちょっと詳しく読みたかったかな。もうちょっとボリュームがあっても楽しめた本だと思う。
いやはや最近つくづく思うけど、歌(音楽)の存在ってホントに偉大だわ。
ちなみにこの作家さんは、実は乙一さんなんですが、あまりの作風の違いにびっくりしてしまいました!!


ひなた弁当 (2011-09-22T00:00:00.000)『ひなた弁当』 著者:山本 甲士










金色の獣、彼方に向かう『金色の獣、彼方に向かう』 著者:恒川 光太郎











プー横丁にたった家 (岩波少年文庫(009))『プー横丁にたった家』 著者:A.A. ミルン

カシオに読み聞かせ。
私の中ではかなりの衝撃を受けた作品でした。
なんだか打ちのめされてしまったのです…。
私自身はこのプーさんの2冊目は読む気はなかったのですが、読後は読んで良かったと思いました。これは2冊セットで読むべき本だとも思いました。詳しい感想はこちらに…。





3月 - - - - - - - - - - - - - - - - -


ピンクとグレー『ピンクとグレー』 著者:加藤シゲアキ

この作家さんはジャニーズのグループ「NEWS」の人ですね。
「実力がある」みたいな話をチラッと耳にしていたので興味があって…。
途中までは乗り切れなかったけど、後半は一気に読んでしまいました。
なんか辛いなぁ…。
「白木蓮吾のファスナー…」のくだりはたまんなかった。




通天閣『通天閣』 著者:西 加奈子











モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ―モモちゃんとアカネちゃんのほん)『ちいさいモモちゃん』 著者:松谷みよ子

カシオに読み聞かせ。
当然のことながら遅すぎました。もっと前に読んでおく本でしたね。
それはわかっていたのだけれど、やっぱり好きだったのでどうしても読んでおきたかったんです。
不動の名作です。




紙の月『紙の月』 著者:角田 光代

す、すごかった…。最後は一気読みです。
ジワジワともうすでに最初の方から恐かった。とてもフィクションとは思えないようなリアルさが感じられました。「大金を横領する人ってほんとにこういう感じなのかも…」と思わせられるような。
主人公が少しずつ少しずつ罪悪感なしに崩れていく感じも上手すぎます。そしてその主人公の周りの人物達の話もかなりの存在感。とにかくすごかったです。友人達も皆はまってました!!





4月 - - - - - - - - - - - - - - - - -


気分上々『気分上々』 著者:森絵都











ルーズヴェルト・ゲーム『ルーズヴェルト・ゲーム』 著者:池井戸 潤











床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)『床下の小人たち』 著者:メアリー ノートン

カシオに読み聞かせ。
「借りぐらしのアリエッティ」の原作です。










5月 - - - - - - - - - - - - - - - - -


レディ・マドンナ 東京バンドワゴン『レディ・マドンナ 東京バンドワゴン』 著者:小路 幸也

いつもながらの安定感。楽しかったです。
つっこみたくなるところはちょこっとあったけど、しかしそれをも言わせぬ東京バンドワゴンの世界観、そしてLOVE!
藤島さんに良きお相手を〜!





神去なあなあ日常『神去なあなあ日常』 著者:三浦しをん

もう大大大好きな小説でした!!
ひょんなことから林業をすることになった男の子の話。
もうとにかく温かくて楽しくて、その上それぞれ登場人物のキャラクターが皆ステキ!
みんながみんな愛すべき人達! どのエピソード(?)もおもしろく夢中になって読んでしまいました。 
できることならずーーっと読んでいたかったです。


僕らのご飯は明日で待ってる『僕らのご飯は明日で待ってる』 著者:瀬尾まいこ

追っかけてる作家さん、瀬尾まいこさん。
やっぱりいいです!







栄光の岩壁〈下〉 (新潮文庫)『栄光の岩壁〈下〉』 著者:新田次郎

今さらですがやっとこさ下巻を読み終えました。
まさかのタイミングの春雄に驚き。
ま、それはいいとして、最後の方はもうこっちも苦しみながら読んでいました。
やっぱり新田さんの山岳小説はおもしろい!!




旅屋おかえり『旅屋おかえり』 著者:原田マハ













6月 - - - - - - - - - - - - - - - - -


ハロワ!『ハロワ!』 著者:久保寺健彦











戸村飯店青春100連発『戸村飯店青春100連発』 著者:瀬尾まいこ

久々に再読。
やっぱり好きだなぁ〜この小説。
おすすめです!






飛ぶ教室 完訳版 (偕成社文庫)『飛ぶ教室』著者:エーリヒ ケストナー

カシオに読み聞かせ。
毎日ちょびーっとずつ読んだのでなんだか頭に入らない入らない…。
カシオの方がちゃんと色々覚えてました。
いろんなタイプの子どもが登場するので、きっといろんな人・場面で共感できるとこがあっただろうな。
読後、カシオが「誰が一番好きだった?」と私に聞いてきました。カシオはマティアスだって。




7月 - - - - - - - - - - - - - - - - -


限界集落株式会社『限界集落株式会社』 著者:黒野伸一










何もかも憂鬱な夜に (集英社文庫)『何もかも憂鬱な夜に』 著者:中村文則

重かったけどいい作品でした。
読みながら「昔はこういう雰囲気の本をよく読んでいたなぁ」と、ある意味懐かしくも思ったり。
大切なことを考え直すキッカケになりました。






8月 - - - - - - - - - - - - - - - - -

パレード (幻冬舎文庫)『パレード』 著者:吉田修一











楽園のカンヴァス『楽園のカンヴァス』 著者:原田マハ

直木賞にノミネートされた作品。
私は好きでした。 
著者が美術に(?)詳しい人なので、物語にも説得力がありおもしろかったです。






9月 - - - - - - - - - - - - - - - - -


ツナグ (新潮文庫)『ツナグ』  著者:辻村深月

映画の予告を観て、映画よりも原作の方がおもしろいタイプの作品のような気がして読んでみました。
初めての辻村さんでしたが、とっても読みやすかったです。
ずっと「私もツナグに会えたら…」と考えながら読んでました。





サムライDays、欧州Days『サムライDays、欧州Days』 著者:吉田麻也

ちょこっと読んだ著者のブログが面白かったので本も読んでみました。
ブログ同様、本も面白かったけど、感心する内容も多々あり。
やっぱりスポーツ選手はすごい!
心も体も強い!
ほんとに尊敬しちゃいます。




月と雷『月と雷』 著者:角田光代










悪の教典 上 (文春文庫)『悪の教典(上)』 著者:貴志祐介










悪の教典 下 (文春文庫)『悪の教典(下)』 著者:貴志祐介

恐くて一昨年は読めなかったのですが、友人の「エグいけど、おもしろいで」の言葉を聞き、今年はなんとなく読みはじめてしまいました。
でも、なんとなく読みはじめたわりには一気に読んでしまいました。



  


天帝妖狐 (集英社文庫)『天帝妖狐』 著者:乙一













10月 - - - - - - - - - - - - - - - - -


きのうの世界(上) (講談社文庫)『きのうの世界(上)』 著者:恩田陸










きのうの世界(下) (講談社文庫)『きのうの世界(下) 』 著者:恩田陸

とにかく読みづらかったです。
いつまでたっても入り込めない。
下巻あたりから少々おもしろくなってはきたけど、その後の盛り上がりも、それまで我慢して読み進めた時間を帳消しにするくらいの面白さではなかったかな。私には合わない小説でした。 



新世界より(上) (講談社文庫)『新世界より(上)』 著者:貴志祐介










新世界より(中) (講談社文庫)『新世界より(中)』 著者:貴志祐介










新世界より(下) (講談社文庫)『新世界より(下)』 著者:貴志祐介










ナインティナインの上京物語『ナインティナインの上京物語』 著者:黒澤裕美

ものすご〜くおもしろかった!
おもわず涙してしまったところもちょこちょこありました。
この本を読んでやべっちをかなり見直したなぁ。お笑い好きなだけに、ナイナイのことも昔からずーっと見てきたけど、東京に進出してあんなに勢いのある時の生活がこんなに大変だったなんて…。
この本を読んで以来、テレビで人気のあるタレントさんを見ても「こんなに人気があっても、実は…」なんて、な〜んかかわいそうに見えてしまうから困ったものです。
ナイナイ好き(元・天素ファンとかでもいいかも)の人は読んでも損しないと思います!




11月 - - - - - - - - - - - - - - - - -


銃 (河出文庫)『銃』 著者:中村文則

同著者の『何もかも憂鬱な夜に』が気に入ったのでこれも読んでみましたが、主人公にあまりにも共感できなくて、最後まで戸惑いながら読んでいたような…。





あと少し、もう少し『あと少し、もう少し』 著者:瀬尾 まいこ

中学駅伝の話です。
章ごとにそれぞれのメンバーの視点で書かれているので、いろんな角度から物語が読めてとってもおもしろかったです。 
若さゆえの幼さ、真っすぐさ、ひたむきさ、いろんなものが描かれていて
読んでて胸が熱くなることも多々ありました。




坊っちゃん (偕成社文庫)『坊っちゃん』 著者:夏目漱石

カシオに読み聞かせ。これもカシオのリクエスト本です。
笑ったりムカムカしたりしながら聞いていた様子。

ある日突然「赤シャツ、腹立つわ〜!!」とカシオが口走ることがあって、それを聞いた私の方が笑ってしまいました。
まさかカシオの口から「赤シャツ」なんて言葉が聞けるとはね。ぷぷ。 


64(ロクヨン)『64』 著者:横山秀夫

さすがに読ませますね〜。おもしろかったです。
もちろんフィクションなんだろうけど、なんだか警察の内部を教えてもらえた気分。






幕が上がる『幕が上がる』 著者:平田オリザ

高校演劇をテーマにした青春小説です。
本好き、舞台好きの私にはたまらない一冊でした。
かなりはまってしまいました。

著者が劇作家さんで劇団も主宰されている方なので、舞台の場面では息が詰まるような緊張まで想像できたし、舞台の演出もものすごくリアルに想像できました。

また、途中である漫画が印象的につかわれているのですが、それが私が大大大好きだった古い漫画だったこともあり、もう驚きすぎて…。
「もしかして私がはじめてあの漫画を読んだ時の衝撃を、この著者も同じように感じていたのか?」と、どこか信じられないような嬉しいような気持ちでした。

あぁ…悩みながらも一歩ずつ成長していく少女達がまぶしかったなぁ…。
とにかく何から何まで私好みだったので、今度はぜひ著者の舞台も見てみたいと思いました。




12月 - - - - - - - - - - - - - - - - -


神去なあなあ夜話『神去なあなあ夜話』 著者:三浦しをん

まさか続編がでるなんてーーーーー!!
こんな嬉しいことがあるんでしょうか!!
もう存分に楽しませてもらいました。
どうやったらこんなにステキな世界を創り出せるんでしょう?
どうやったらこんなにイキイキとした魅力的な人を描けるんでしょう?
どこがいいとか言えないんですよ、とにかく神去の世界が大好き!人も大好き!
もっともっと続きが読みたいです!!!



RDG6 レッドデータガール    星降る夜に願うこと (カドカワ銀のさじシリーズ)『RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと』 著者:荻原規子

まさか完結するとは。 


本屋さんにまつわるステキな話がまとめられています。
いいエピソードが沢山ありましたよ!







くまのパディントン―パディントンの本〈1〉 (福音館文庫 物語)『くまのパディントン』 著者:マイケル ボンド

カシオへの読み聞かせ。
夏に「くまのパディントン」の原画展に行ってきたので、その時に読もうということになり…。
おっちょこちょいで失敗ばかりのパディントン。
やっぱりかわいかったです。 
カシオは思ったよりはまってなかったかな?

 
あのころ、先生がいた。 (よりみちパン!セ 31)『あのころ、先生がいた。』 著者:伊藤比呂美










  キネマの神様 (文春文庫)『キネマの神様』 著者:原田マハ 

これもおもしろかったなぁ。
これはもともと、上記した『本屋さんで本当にあった心温まる物語』の中で、ある店員さんが女の子におすすめしていた作品。(←ちなみにこの店員さんのエピソードもむちゃくちゃステキです!)

映画の話がいっぱいでてきますが、マニアックな映画はでてこなくて、わかりやすいものばかりなので気持ちよく読めますよ。
「やっぱり映画っていいな」、「やっぱり映画館で見なきゃな」と思ったし、「やっぱり映画が好きな人もいいな」とも思いました。





とまぁ、こんな感じです。
去年の目標を達成して、全部で52冊読んでました。
もちろん数が重要なわけではないのですが、でもやっぱり沢山読めば読むほどステキな本と出会える可能性も高まるというわけで、毎年できることなら沢山読みたいと思っています。

本好きの方からしたら少ないのでしょうが、私の中では久々によく読んだ年でした。
そして、おもしろい作品と沢山出会えた、当たり年でもありました。

相変わらず、あらすじを全く書いていないのでなんのことやらわかりにくい感想だとは思いますが、気になった作品はぜひとも手にとってみてください!

さてさて、この中でどれが一番おもしろかったのか……。
長くなりましたので、それについてはまた後日!